奈良で暮らしやすいリフォーム

リフォームが日本に上陸したのは1960年頃です。当時はリフォームをする人はまだ少なかったのです。その理由として、リフォームをしやすい作りではなかったからです。当時、リフォームをする対象になった住宅は戦後間もないこと建てられた住宅です。戦後すぐの頃は住宅がない人が多く、国としても住宅の確保が最優先で住宅の造りやこだわりはさらにもっと後の話だったのです。当然リフォームを考慮した造りをすることはありませんでした。ある程度、住宅の供給ができるようになると、今度は空き家の問題が出てきます。今まで30年弱で建て直していた住宅がある一方で、30年程度で人が住まなくなった住宅もあるからです。それらをそれ以上長い間維持させるにはどうしたらいいかが課題になってきます。

空き家が増えるということはそこに住む人がいないということですが、これはつまり住むだけの造りが出来ないという問題があるからです。通常、住宅は躯体よりも内装のほうが早くガタが来てしまいます。つまり、当時の造りでは内装だけを壊すことはできず、躯体は十分使えても内装の寿命=その住宅の寿命だったのです。そこで考え出されたのがスケルトンインフェルという考え方です。スケルトンインフェルは住宅を支える「躯体」と「壁」の部分に分離した造りのことです。この考え方はリフォームをしやすいことで人気が出て、今ではスケルトンインフェルの考え方で建てられた住宅が当たり前になってきています。これによって、内装だけをリフォームすることが可能になり、住宅の寿命が延びてきたのです。