防カビコーティング

浴室は、特に掃除の手間のかかる場所です。放置しておくとカビが生えてしまうので、こまめに丁寧に掃除をする必要があるからです。また、一度カビが生えてしまうと、根の部分から完全に除去することは困難です。そのためその後は、どんどんカビが増えてしまうことになり、掃除はますます大変になります。そのためリフォーム会社などに依頼して、浴室に防カビコーティングを施してもらう人は多くいます。防カビコーティングにより、浴室の壁面や床には、カビの菌糸がつかなくなります。防カビコーティングの料金は、浴室の広さにもよりますが、だいたい4万円くらいです。コーティング剤にもよるのですが、3〜5年ほどは効果が続くので、1年あたり1万円前後かかるという計算になります。しかし防カビコーティング後は、カビによる浴室の劣化が防がれます。そのため大規模なリフォーム工事をおこなう必要性が生じなくなり、長い目で見ると節約になると言えます。

一昔前は、浴室の壁面や床にはタイルが多く使われていました。タイルには耐水性と耐火性とがあるため、水とそれを沸かすための火を使用していた古いタイプの浴室には、非常に適している素材だったのです。しかし昨今では、火で沸かすことは少なくなってきました。また、タイルの目地の部分には、カビが生えてしまいやすいです。そのため耐火性ではタイルに劣るものの、水を弾いてカビも生えにくいプラスチックが使われるようになってきています。しかしプラスチックの場合、傷がつきやすいので、そこにカビの菌糸が入り込んでしまうことがあります。そのためそれを防ぐことのできる防カビコーティングの需要が、高くなってきているのです。もちろん従来のタイルの壁面や床にも、防カビコーティングを施すことができます。これによりタイルの目地を長く守ることができるようになります。